<?xml version="1.0" encoding="utf-8"?>

<rdf:RDF
  xmlns:rdf="http://www.w3.org/1999/02/22-rdf-syntax-ns#"
  xmlns:dc="http://purl.org/dc/elements/1.1/"
  xmlns:sy="http://purl.org/rss/1.0/modules/syndication/"
  xmlns:admin="http://webns.net/mvcb/"
  xmlns:content="http://purl.org/rss/1.0/modules/content/"
  xmlns:cc="http://web.resource.org/cc/"
  xmlns="http://purl.org/rss/1.0/">

<channel rdf:about="http://cafetime.cocolog-nifty.com/blog/">
<title>Cafe time　-空の下で-</title>
<link>http://cafetime.cocolog-nifty.com/blog/</link>
<description>短編「サンタが高校にやってきた」連載中！</description>
<dc:language>ja-JP</dc:language>
<dc:creator></dc:creator>
<dc:date>2009-12-29T17:00:00+09:00</dc:date>
<admin:generatorAgent rdf:resource="http://www.typepad.com/" />


<items>
<rdf:Seq><rdf:li rdf:resource="http://cafetime.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-782f.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://cafetime.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-4d0b.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://cafetime.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-d3d1.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://cafetime.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-2a68.html" />
<rdf:li rdf:resource="http://cafetime.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-1528.html" />
</rdf:Seq>
</items>

</channel>

<item rdf:about="http://cafetime.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-782f.html">
<title>サンタが高校へやってきた　第５話</title>
<link>http://cafetime.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-782f.html</link>
<description>第５話「おかしな態度」 　 　私が通う多摩境高校の最寄り駅、多摩境駅前にも規模は...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;em&gt;第５話「おかしな態度」&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私が通う多摩境高校の最寄り駅、多摩境駅前にも規模は小さいけれどクリスマスイルミネーションが輝いていた。今年はエコが大きく取りざたされているので、ＬＥＤっていう省電力のイルミネーションが数多く飾られている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　もうクリスマスまではあと三日だ。クリスマスが誕生日である私にとっては、あと三日で１５歳も終わりという事だ。でも私は早く２０歳になりたい。大人になれば色んな事を自分の力で切り開いて行ける様な気がするからだ。とはいえ、今の高校生活も悪くはないけれど。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私は入学してすぐに立花先生が立ちあげたばかりのハンドベル部に入部した。別にハンドベルに興味があった訳ではなかったのだけど、人とは違う珍しい事をやりたいと考えていたので、あまり聞かない名前の部に入る事にしたんだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ハンドベル部には八人が入部した。全員が女子だ。立花先生も女性なので「女子会だね」と先生は笑っていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　部の練習は週に二回だけだ。火曜と金曜に音楽室を使って三時間くらい練習する。最初は全くハーモニーにならなかったけど、夏にはそれなりに聴ける様になり、十月には吹奏楽部の定期演奏会のワンコーナーにゲスト出演させてもらえた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ハンドベルの音色が一番聴かれるのはクリスマスの時期だ。私達も明後日の２４日に、南大沢のアウトレットモールでミニコンサートを行うので、今日も遅くまで音楽室に籠っているという訳だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「じゃあ、今日の練習はここまで。明日はサイレント・ナイトの合わせをするから譜面を忘れないでね」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　立花先生の言葉でこの日の練習も午後七時で終了となった。ハンドベル部はどんなに遅くなっても七時を回る事は無い。私はクラスメイトでもある仲のいいミクちゃんと一緒に帰る事にした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ミクちゃんと二人で、音楽室を出て廊下を歩く。廊下には暖房が入っていないので寒い。「冷えるねー」とか言いながら、校舎の出口へ向かって歩いていると、視聴覚室に灯りが点いているのが見えた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「あれ、こんな時間に視聴覚室で何してんだろ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私がそう言うとミクちゃんは少し困った表情をして「さあ。それより寒いから早く帰ろう」と言った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私は、こないだ視聴覚室で見つけたクリスマスパーティーの準備みたいな道具たちが気になっていた。聞いたところによると、どこの部でもそんなパーティーの企画は進んでいないらしい。それに、あの時に姿を現した「雪だるま」を追って行った平井川くんも、あの直後から私を避け始めていた。昨日も廊下で話しかけたら「オレ、忙しいから」と逃げられた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「優衣、優衣。聞いてる？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ミクちゃんに二度も名前を呼ばれて、はっとして「え？なに？」と聞く。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「明後日のミニコンサート、頑張ろうね」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そうだよね。今はミニコンサートの方が大事だよ。「うん、もちろん」と答える。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　廊下を進んでいると、女子トイレからクラスメイトの凛ちゃんが出てきた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「あ・・・」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　凛ちゃんは何故だか顔をしかめた。それを見てミクちゃんも「ああー」と変な声を出した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「あれ？凛ちゃん。今日は演劇部の練習、お休みじゃなかったっけ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私がそう言うと凛ちゃんは少し間を空けてから女の子らしからぬ低い声を出した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「はっはー！今日は特別練習日なのだ！！さらば！！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　何の役なのか知らないけど、なにかの役に成り切ったらしい凛ちゃんは廊下を駆け抜けて行った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「変なの・・・」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　みんな、部活で忙しいんだな。私はそう思ってミクちゃんと二人で帰る。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　次の日、登校中の電車の中で、女子バスケ部のマキちゃんと同じ車両になった。マキちゃんとは中学からの友達だ。活発なマキちゃんにはいつも元気をもらえる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「あ、おはよー、優衣！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「おはよう。マキちゃん、今日も朝から元気だね」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「うーん、そうでもないよ。昨日はちょっと眠れなくてさ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　言われてみればマキちゃんの目には少しクマが出来ていた。せっかくにかわいい顔が台無しだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「どうかしたの？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　それでも元気なマキちゃんはハキハキとした声で答える。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「昨日の夜、体育館裏で、また見たんだよ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「え・・・茶色の獣？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「そう。それに、雪だるまみたいなヤツもいた。アタシに気がついたらしくて、目が合った途端に逃げ出して行ったんだけどさ・・・、こっちが逃げたかったよ。あんな暗いところで、あんな異様な連中と遭遇してさ・・・。で、夢に出てきて眠れなかったんだよー・・・アタシってば意外と乙女」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「雪だるま・・・」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「そうだよ。なんかうす暗くってよくわからなかったけどね。雪だるまの等身大ぬいぐるみを着た感じのヤツだよ。獣の方は四つん這いだったかな。でも逃げる時は普通に人間みたく走ってたけど・・・。両方とも一言も声を出さすに走り去ったよ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そう言うマキちゃんは少し怖がっている様な表情を見せた。いつも元気なのに・・・。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　その日の午後、私は平井川くんの教室を訪ねた。平井川くんは机の引き出しから漫画雑誌を取り出して読もうとしているところだった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「ねえ、平井川くん」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私の声に反応して平井川くんが振り返る。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「お。益子優衣・・・」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「フルネームで呼ばないでよ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「あ、ああ。それより、何か用かよ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　面倒そうに答える平井川くんに私は強い意志を持って言った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「茶色の獣・・・、やっぱり一緒に調べてほしいんだ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　一人で調べてもいいんだけど、やっぱり夜の学校で私一人で行動するのは怖い。もし、茶色の獣や雪だるまが、何か危ない事柄だったとしたら、私一人じゃあどうする事も出来ない。だから平井川くんに協力してもらいたかった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「何でオレが手伝わなくちゃいけないんだよ。他の誰かに頼めよ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　嫌そうな声を出す平井川くんに手伝わせる方法は知っている。私はそれを口にする。ちょっと卑怯だとは思うけど、まあいいよね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「手伝ってくれたら、マキちゃんと三人でのゴハンにつれて行ってあげるからさ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そう言うと平井川くんはバンと机を叩いて立ち上がった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「優衣、お前さあ・・・」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　辺りを見回してから平井川くんは答える。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「それ、絶対だからな」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　いつもこうやって手伝ってもらってるんだよね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://novel.blogmura.com/novel_campus/&quot;&gt;&lt;img border=&quot;0&quot; alt=&quot;にほんブログ村 小説ブログ 学園・青春小説へ&quot; src=&quot;http://novel.blogmura.com/novel_campus/img/novel_campus125_41_z_ilumi.gif&quot; width=&quot;125&quot; height=&quot;41&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>９．１　短編「サンタが高校へやってきた」</dc:subject>

<dc:creator>cafetime</dc:creator>
<dc:date>2009-12-22T17:00:00+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://cafetime.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-4d0b.html">
<title>サンタが高校へやってきた　第６話</title>
<link>http://cafetime.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-4d0b.html</link>
<description>第６話「視線」 　 「くっそ！ハメられた！！」 　家に帰って、自分の部屋に戻って...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;em&gt;第６話「視線」&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「くっそ！ハメられた！！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　家に帰って、自分の部屋に戻ってからそう言い、木製のタンスを蹴飛ばす。何をそんなに怒ってるのかと言えば自分のバカさ加減にだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　さっき、益子優衣に「茶色の獣」をもう一度調べようと持ちかけられて、断ろうとしたのに、マキちゃんと遊びに行くという企画を持ちかけられて、ついオッケーしてしまったのだ。なんという不覚。この件からを手を引くって決めていたのに・・・。まさか優衣のヤツ、マキちゃんを交渉のダシに使うとは・・・。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　まあいいだろう。マキちゃんと優衣とオレの三人で遊びに行けるのなら、ちょっと調べ物に付き合うのも悪い条件じゃあない。なにしろマキちゃんだ。マキちゃんと一緒にいれる時間が出来るんであれば何だっていい。だってすげえかわいいんだもん。何がって？例えば・・・&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　床に置いた携帯のランプが青く光る。着信の色だ。ディスプレイに表示されたのは益子優衣の文字。ちょっとげんなりしたが、ちゃんと電話には出た。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「もしもし」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;『あ、平井川くん？こんばんは』&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　優衣が改まって挨拶する時は、何か無謀な事を言い出す時だ。少し嫌な予感がしつつも聞いてみる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「どうした？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;『あのさ、えっとさ、そのさ』&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　やっぱり何か無謀な計画がある様だ。優衣はあんな童顔でかわいい顔をしておきながら、突拍子もない計画を言い出す事がしばしばある。きっとこの電話もそういう話だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;『平井川くん、ビデオって持ってる？』&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「ビデオ？ＤＶＤと一体化したデッキなら持ってるけど？何か観たい映画でもあるのか」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;『違うよ。ビデオカメラ』&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「カメラ？ああ、あるよ。親父が持ってる。なんか使うのか・・・」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;言ってから「まさか」と思った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「お前、もしかしてさ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;『うん、体育館裏にこっそりカメラを仕掛けるのはどうかなって思って』&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　フザけた計画だ！そんな事をしてどうしようって言うんだ。大体、ビデオカメラを仕掛けたというのが誰かにバレたらどんなに大騒ぎになるか。最近じゃ、男子生徒やバカな先生が女子更衣室にカメラを仕掛けたとか、そういうニュースを聞く事もある時代だ。オレにそういう疑いが向けられたら、間違いなく退学だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そういう事を長々と優衣に説明したのだけど、優衣は『じゃあカメラは私一人でやるよ』と言うのだった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「ダメだよ。どうせお前、機械とかわかんねーだろ。貸せないよ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;『だったら・・・マキちゃんとのお出かけもナシでいい？』&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「・・・・・・、カメラ、明日、持ってく」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　１２月２３日の夕方。オレは人生で初めて、隠し撮りというものをする事になった。別に女子更衣室とかトイレとかを撮るのではないので犯罪じゃあないんだけれど、とにかく後ろめたさが強かった。それなのに、マキちゃんとのおでかけをエサにされて、食いついてしまったオレは、せっせと体育館裏近くにある雑草の中にビデオカメラを設置した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　さすがに一人だと心細いので優衣にも来てもらい、二人でセッティングだ。体育館から少し離れた場所に花壇があり、現在あまり手入れがされていないのか雑草が生えていたので、その中に隠すようにカメラを設置した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　カメラは体育館裏の方に向けて固定し、録画ボタンを押した。これで約三時間は定点カメラとして録画が出来る。今は午後四時過ぎなので、七時くらいまでは移せるはずだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「じゃあ私はハンドベル部の練習があるから」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そう言って優衣は音楽室のある校舎の方へ歩いて行った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　その校舎の違う部屋をオレは見る。視聴覚室だ。そこは今日も灯りが点いていた。優衣がその事に気づかない事を願う。もし、気付いてしまったら、優衣はきっと気になる事だろう。もしそうなったらヒジョーに面倒臭い。いや、ビデオを設置してる時点で相当面倒な事になってはいるのだけど。まあいい、ビデオは視聴覚室からはちょうど１８０度逆を向いているから、優衣が気付く事は無いだろう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　優衣がハンドベル部の練習を終えるまで、オレは近くのコンビニで漫画の立ち読みをしたり、煎餅を買って教室で食べたりしていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　教室の窓から校庭を見降ろすと、サッカー部が白い息を吐きながら試合形式の練習をしているのが見えた。一人のイケメン部員が色々と指示を出しながらディフェンダーをかいくぐり、絶妙なアシストパスを繰り出してゴールを演出した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「すげえな・・・」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　オレも彼の様にスポーツが出来て、カッコいいという男になりたかった。でも現実はこんなもんだ。部活にも入らずに週３日でレンタルＣＤ屋でバイトをする日々。だから優衣の面倒なお願いも、完全に嫌だとは言えなかった。日々の生活に少しでいいから刺激が欲しいんだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　サッカー部の横を陸上部が駆け抜けて行く。そこにはヒロの姿も見えた。ヒロは部の中では相当遅いらしく、いっつも他の部員から遅れているのだけど、最近はわりと粘っている様に見える。あんなアホな男でも頑張れば身に付くという事だろうか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「お待たせ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ハンドベル部の練習を終えた優衣が教室にやってきた。夜の教室で二人という事で、ちょっとドキドキしたけど、とにかくビデオカメラの所へと向かった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　花壇からカメラを取り出し、二人で駅前のハンバーガー屋へと移動した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　録画時間は二時間四十八分となっている。一番前まで巻き戻して再生してみる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　まだ夕日に染まっている体育館裏の画像が映し出され、隠し撮りが成功している事に妙な高揚感を覚えた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　普通に再生していたら時間がかかるので、人が通る時意外は数倍のスピードで再生する。とはいえ、ほとんど人が映る事もないので、ずーっとスピード再生だ。夕日の色が消え、暗い時間の映像になると、電灯の下意外はほとんど黒という感じの映像が続く。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　午後六時半のところで、女子バスケ部の練習が終わったらしく、カメラの前をバスケ部員が次々と通過していく。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「バスケ部って体育館を出て、ここを通って部室に戻るんだね」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　優衣が頷きながらそう呟く。オレはというと一瞬映ったマキちゃんにドギマギしてる始末だ。ああ、隠し撮りは犯罪だよ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　女子バスケ部が通貨した後は何も変化する事なく映像は終わった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「何も映らなかったな。まあ、こんなもんだよ。もうやめようぜ優衣」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　オレがそう言って優衣を見ると、優衣は巻き戻しボタンを押した。さっきの、バスケ部員がたくさん通過するところで再生をする。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「何してんだよ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「ねえ、平井川くん。これ、何か変だと思わない？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「はあ？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　カメラの前を次々と通過するバスケ部員たち。マキちゃんもいるけど、バスケ部員ってけっこうな数がいるんだなと感心する。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「優衣、どこがおかしいんだ？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「よく見てよ。みんなの視線を」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「視線？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　もう一度巻き戻して、バスケ部員たちの視線を追う。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　するとどうだろうか。彼女達のほとんどが、一度はカメラの方を見ているではないか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「ば、バレてる・・・？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「違うよ。カメラを見てるんじゃない」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「え？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　彼女たちの視線は確かにこちらを向いている。しかし、カメラ直視ではなく、もう少し上の方を向いている様に見えた。花壇のカメラに気付いているのではない。それより上にある何かに一度は目を向けているのだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「これ、何を見ているのかなあ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　優衣がそう言った時、オレは気づいた。彼女たちは、あの部屋を見ているのだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　視聴覚室を・・・。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://novel.blogmura.com/novel_campus/&quot;&gt;&lt;img border=&quot;0&quot; alt=&quot;にほんブログ村 小説ブログ 学園・青春小説へ&quot; src=&quot;http://novel.blogmura.com/novel_campus/img/novel_campus125_41_z_ilumi.gif&quot; width=&quot;125&quot; height=&quot;41&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>９．１　短編「サンタが高校へやってきた」</dc:subject>

<dc:creator>cafetime</dc:creator>
<dc:date>2009-12-23T17:00:00+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://cafetime.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-d3d1.html">
<title>サンタが高校へやってきた　第７話</title>
<link>http://cafetime.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-d3d1.html</link>
<description>第７話「先回り」 　 　 　クリスマス・イブ。街は朝からクリスマスソングで賑やか...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;em&gt;第７話「先回り」&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　クリスマス・イブ。街は朝からクリスマスソングで賑やかな雰囲気となっていた。私が登校する時には、すでにコンビニやファストフード店の人はサンタの帽子をかぶって働いていて、そういうのを見ると、いつも女子グループで行動している私でも、彼氏がほしいなあ、とか考えてしまう。なのに今日の予定はおかしな事になってしまっている。というか私が自分で決めたのだけど。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　昨日、例のビデオカメラを平井川くんと一緒にハンバーガー屋で再生していた。体育館裏を２時間半以上も撮り続けたカメラには、最初は何も映っていないかと思っていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　２時間１２分を少し経過したところで、女子バスケ部が練習を終えて、カメラの前をみんなで通過する場面があったのだけど、そこに不思議な現象があったんだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　みんながこちらを一度は見てカメラの前を通過していくんだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　バレたと思った。あそこにビデオカメラが隠して置いてあるのがバレたのかと思い、冷や汗が背中をつたった。でもよく観察すると、みんなの視線はカメラ直視じゃあなくて、カメラより少し上の方に向かれていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　カメラより上には何も無い。と、いう事は、カメラより上であり、もっと後方に、みんなが視線を向ける様な何かがあるという事なんだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　でもそれは茶色の獣だとかドレスの女性だとかの不気味な事柄じゃあないらしい。みんなチラッとそちらに目をやっているだけで、怖がっている様子はなかった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　みんなが見る方角に何があるのか？校内の位置関係がイマイチ思いだせなかったので、今日、登校したら最初に体育館裏へ行ってみようと思っていた。平井川くんも誘ってみたけど「朝は眠いから行動したくない」という理由で断られた。適当な男だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　クリスマスイヴは、明日が誕生日な私にとっては微妙な日だ。今はまだティーンズだからいいとしても、２０代後半になったらきっと微妙な気分の日になる。年を取る前日という事なんだから。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そんな日に私は登校して教室には向かわずに体育館裏へと歩いて行った。ビデオカメラを隠した雑草だらけの花壇のところまで来ると、女子バスケ部のみんながやった様に視線を花壇の方向に向けて、少し上の方を見た。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そこには四階建ての校舎がある。一階は職員室。二階から四階はそれぞれの教室っぽい。教室の外側にはベランダがついているのだけど、そこには変わったものは無い。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「みんな、何を見てたのかなあ・・・」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　気になる。一度気になった事は徹底的に調べるのが私だ。こうなったら女子バスケ部のマキちゃんに聞きに行こう。そう思った時、ある部屋が私の目に飛び込んできた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　二階のハジの教室。あそこだけ窓の作りが違う。他の教室よりも立派だ。あの部屋は何だっけ・・・。そう考えてハッとした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「視聴覚室だ・・・」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;私はすぐに駆け足でマキちゃんのいるクラスへと向かった。昨日、何で視聴覚室の方を見たのかを聞くために。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「視聴覚室？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私がマキちゃんに「昨日の夜、部活の帰りに視聴覚室で何かやってるの見なかった？」と聞くと、マキちゃんは自分の席に座ったまま天井を見上げて考え込んだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「ああ、サンタさんだよ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「サンタさん？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「うん。視聴覚室だけ電気が点いててさ。なんか、きゃっきゃと騒いでる声が聞こえたから見たら窓際をサンタさんが歩いてた。なんだろね、あれ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「そうかあ・・・、ありがと」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私がお礼を言うとマキちゃんは「それだけ？」と言うので、私は頷いて自分の教室へと向かった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「変なコ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　視聴覚室でクリスマスパーティーでもやっていたのだろうか。サンタの格好して大騒ぎするなんてそれしか無いと思うんだけど、クリスマスは明日なんだけどなあ。大体、茶色の獣とかドレスの女性とかは何だ。全く関係無い話なのかなあ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　授業中、色々と考え込んでいたらあっという間に一日が過ぎた。でもノートはしっかりととってある。こんな事で成績が下がってしまってはいけない。総合成績は学年トップ２０位内くらいにはいないとダメだと思うから。まあ別に順位発表なんてしない学校だけれど。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　全部の授業を終えると、私はまた平井川くんの教室へ行った。平井川くんは友達と一緒に帰ろうとしていたけれど呼びとめた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「平井川くん、今日ちょっとだけ時間ある？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　すると平井川くんの友達が「うわ、平井川・・・いいなあ、イブにこんなかわいいコに呼び止められて・・・、オレ、邪魔っぽいから先帰るよ」と言って走って行った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「あ、オイ！待てって！違うって！！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　確かにあの友達さんは感違いしてるみたいだ。でも一ついい事を言ってくれた。かわいいコって言ってくれた。いつも変わり者って言われる私としては嬉しい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「おい優衣！お前のせいであいつ先に帰っちゃったじゃねーかよ！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　怒る平井川くんに私は言うのだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「それよりさ、もう一度だけ視聴覚室に行くのに付き合ってよ。ちゃんとマキちゃんと遊びに行く話、つけるから。お願い」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私が両手を合わせてそう言うと、平井川くんは「お、おう」と言って頷いてくれた。うん、単純で頼りに出来るね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　職員室でカギを借り、視聴覚室に入ると、いきなり違和感が私を襲った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「何も無い・・・」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　こないだ来た時はダンボール箱に綺麗なスズランテープやらクリスマス装飾品が入っていたのだけど、今日はそのダンボールごと無くなっていた。それだけじゃあ無い。なんか部屋全体が綺麗すぎる。掃除したみたいだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「どういう事だろう」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私が呟くと、平井川くんはそっけない態度で言った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「どうって、パーティーが終わったかなんかで全部片付けたんだろ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　確かにそれで筋は通るんだけど、どうにも釈然としないんだよなあ。だってクリスマスは明日なのに。やるならせめて今日か明日でしょ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「なんか・・・先回りされて証拠を消されてる感じだよねえ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そう言うと平井川くんは「アホか！」と言って辺りをきょろきょろした。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　これ以上ここで何かを探そうとしても何もわからなそうだ。私達は視聴覚室を出て、そこで解散した。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　家路を歩きながら、私は考える。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　本当に先回りされて証拠品を片付けられちゃったとしたら、それはどういう事なんだろうかと。それはつまり私と平井川くんが調べてるって行動がバレてるって事にならないだろうか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　でもそれはおかしい。ビデオカメラを仕掛けたのは私と平井川くん以外は誰も知らないはずだし、誰かがビデオカメラに気づいてた様子は映ってなかった。あの映像から視聴覚室へ辿り着けるのは私か平井川くん以外にはいないはずだ。あの前に視聴覚室を調べた事があるからこそ、みんなの視線が視聴覚室だと気づけたのだから。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「と、いう事は・・・？もしかして・・・」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　思わず私は一人で声に出してしまっていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　視聴覚室で何をする気だったのかはわからないし、茶色の獣とかと関係してる事なのかもわからないけど、誰かが何かを秘密で計画していて、それを調べる私を警戒しだして・・・、もしかして・・・？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「平井川くんが？？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;


&lt;p&gt;&lt;a href=&quot;http://novel.blogmura.com/novel_campus/&quot;&gt;&lt;img border=&quot;0&quot; alt=&quot;にほんブログ村 小説ブログ 学園・青春小説へ&quot; src=&quot;http://novel.blogmura.com/novel_campus/img/novel_campus125_41_z_ilumi.gif&quot; width=&quot;125&quot; height=&quot;41&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>９．１　短編「サンタが高校へやってきた」</dc:subject>

<dc:creator>cafetime</dc:creator>
<dc:date>2009-12-25T17:00:00+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://cafetime.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-2a68.html">
<title>サンタが高校へやってきた　最終話</title>
<link>http://cafetime.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-2a68.html</link>
<description>最終話「歓声」 　 　 　１２月２５日。クリスマスだ。この日を待ちに待っていた人...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;&lt;em&gt;最終話「歓声」&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　１２月２５日。クリスマスだ。この日を待ちに待っていた人もいれば、別になんてこともない人もいるだろうけど、そんな事など関係なく街はクリスマス商戦の最大の山場を迎えている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そんな中、私たちの通う多摩境高校は今日が二学期の終業式となる。今年最後の登校をするためにそれぞれが学校へと向かう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　今日という日が終業式というのは誰かに告白しようとしている生徒にとっては最大のチャンスでもあるだろうな、と思う。けれど私には好きな人はいない。好きな人は欲しいんだけれど、まだ見つからない。それって女子高生としてはちょっと切ない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そんな私が登校して教室に入ると、私の机の上に水色の封筒が置かれていた。封筒には、いかにも女子という丸文字で「優衣ちゃんへ」とオレンジ色の色鉛筆で書かれていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「なにこれ・・・」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　辺りを見回す。教室にはすでに十人以上のクラスメイトが来ているけれど、別に誰かが私の事を見ている様子もない。なんだろう。封筒の中からは一枚のルーズリーフが入っていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ルーズリーフには鮮やかな色んな色を使ってこう書かれていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　『今日の二時に視聴覚室に来てね』&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　思わず鳥肌が立った。視聴覚室？もう一度辺りを見回す。そしてルーズリーフに目を戻す。この文字も女子という感じだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　何で私が視聴覚室に呼び出されるんだ？そう考えて怖くなってきた。心臓がバクバクとする。私が色々調べている事が、誰かの機嫌を損ねてしまったんだろうか・・・。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私は封筒を握りしめて隣の教室へ向かった。そう、平井川くんに会うために。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　平井川くんはすでに登校してきていて、友達と何かを楽しそうに話していた。相変わらず声が大きい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「平井川くん」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「ん、おう。優衣か。どうした」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　私は平井川くんに例の封筒を見せる。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「これ、私の机に置いてあった」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「なにこれ？ラブレター？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「知らないの？この封筒」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「はあ？知るかよ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そう言うけど平井川くんは私から目を逸らした。それを見て私は確信した。やっぱり平井川くんは何かを知っているんだと。もしかしたら、茶色の獣もドレスの女も雪だるまもサンタも全て平井川くんのイタズラなのかもしれない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　いや、それは無いか。少なくとも、雪だるまは平井川くんが追いかけて行ったんだし。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「今日の二時に視聴覚室に来てって書いてあったんだ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「そうかよ。じゃあ行ってみればいいんじゃない？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「なにそれ！冷たくない？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　思わず私は声を荒げていた。誰が呼び出したのかもわからない視聴覚室に、私一人で行けというのか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「言っただろ。オレはこの件から手を引くって」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「だって・・・マキちゃんとの、ゴハンに行けなくなるよ？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そう言うと平井川くんは「あ」と言って固まった。しばらく動かないと思ったら「わかったよ」と言って封筒を見た。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「一緒に視聴覚室に行けばいいんだろ。そのかわり、マキちゃんとのゴハンは絶対だぞ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　終業式が全て終わると午後一時だった。私は図書室で時間を潰していた。指定された時間まで一時間、ものすごく長い一時間だった。面白いテレビとか見てる時は一時間なんてあっという間なのに、この時間はつまらない授業よりもさらに長く感じた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　やっと午後一時五十分になると、図書室に平井川くんがやってきた。いよいよだ。いよいよ視聴覚室の謎が解ける。あのクリスマスパーティーの準備みたいな物や、サンタが女子バスケ部に目撃された事も、パーティーの準備品が突然消えた事も、全て誰の仕業で、何の目的なのかがわかりそうな気がする。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そして、茶色の獣と雪だるまとドレスの女性が何なのか、関係あるのか、平井川くんは何を知っているのか。ああ、何だかややこしい。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　二人で視聴覚室の前までやってきた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「開けるぞ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　平井川くんがやや大きい声でそう言い、扉を開けると、中は真っ暗だった。視聴覚室の遮光カーテンが降りているらしく、窓から光が入ってこない様になっている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「入るぞ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　平井川くんに背中を押されて私は部屋へと入る。私はうろたえた。もしかして・・・私、この真っ暗な部屋で平井川くんに・・・&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　バタンという音とともに入口の扉が閉められた。思わず「ひ」と声をあげた。振り返ると、暗い中でも平井川くんがニヤけているのがわかった。そんな・・・まさか。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　突然、部屋がパッと明るくなる。すると周りには何人もの生徒が立っているのがわかった。そこ中にはサンタや雪だるま、それに全身が茶色で角の生えた獣みたいのまでいた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「な・・・？え・・・？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　パンパンパンという乾いた炸裂音とともに紙テープが部屋に飛び散った。クラッカーだ！一体何なのかと私がおろおろしていると、全員が声をそろえて言った。私すらも忘れていた事を。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「ハッピーバースデーイ！！！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「・・・え？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　よく周りを見ると、制服姿の人は全て私の友達だった。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「ミクちゃん！凛ちゃん！！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　サンタだってよく見れば友達の女子がつけひげをしているだけだ。茶色の獣は・・・トナカイのキグルミだ。雪だるまだってそうだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「こ、この人たちは・・・？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　驚く私に凛ちゃんは言った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「演劇部の仲間に協力してもらったんだ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「え、演劇部？？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　そういえば凛ちゃんは演劇部だ。ついこないだ会った時も「はっはー！今日は特別練習なのだ！」とか言っていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「もしかして・・・特別練習って」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　聞くと凛ちゃんはかわいげに笑った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「うん、コレの練習」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「コレって・・・」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「優衣の誕生日会。ついでにクリスマスパーティー。驚かしたかったから秘密で進めてたんだ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　するとみんなが頷いた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「みんな・・・」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　一人、平井川くんだけは、つまんなそうに眺めていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「平井川くん・・・、平井川くんは一体・・・？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「ああ、それだけどな・・・」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　平井川くんは視聴覚室の面々を見まわしてから言った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「オレも最初は優衣と一緒に茶色の獣とかを調べてるだけだったんだよなー。でもさ、一度この視聴覚室に来た時、状況は変わったんだよな」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「ど、どういう事？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「ここから出た時に、廊下で雪だるまに遭遇しただろ？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「うん、それで平井川くんが追いかけたけど、まかれちゃったっていう・・・」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「あれ本当は、雪だるまに追いついたんだ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　平井川くんは雪だるまのキグルミを見た人を見た。雪だるまは頷く。多分、演劇部の人だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「それで何をしてるのか問い詰めたらさ。優衣の誕生日パーティーの準備だっていうじゃねーか。それでサンタも茶色の獣も全部、謎が解けちゃったもんだからさ。それでこの件から手を引こうって言ったわけ。優衣の誕生日会なんて、オレは興味ねーし」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　なんだか腹の立つ言い方だけど、話は見えてきた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「じゃあ、もう一度ここに来た時にパーティーの準備品が消えてたのは・・・」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　平井川くんはニヤリとして言う。嫌な笑い方だ。「今頃気づいたの？」的な。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「そう。ビデオに映ってた女子バスケ部の視線から、視聴覚室に優衣がまた来る気がしたから、そこのミクちゃんと凛ちゃんに言ったんだ。優衣に感づかれるから準備品は隠した方がいいよって」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「そ・・・そういう事か」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　という事は途中からは平井川くんは全てを知っていて私と行動を共にしてたって訳か。なんだか腹が立つ。これだから男子って、平井川くんって嫌なんだ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「さて、謎ときはここまでとして」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　凛ちゃんがパンと手をたたいて言った。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「乾杯のためのシュースを配るよー！！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　みんなに次々とオレンジジュースや紅茶が紙コップで配られていく。私のところにも紅茶が回ってきた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「じゃじゃーん」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ミクちゃんが何か箱を手に持ってきた。それはホールケーキの箱だった。箱からケーキを取り出して、ロウソクを立てる。立てた本数は１６本。私の年だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「優衣ってば、しょっちゅう言ってたからね。クリスマスに誕生日だと損だって。だから損なんて感じないようにクリスマスと誕生日のダブルパーティーを企画したんだ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ミクちゃんが笑ってそう言うので私は恥ずかしくなった。わがまま娘じゃんか・・・私。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「それでは！」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　部屋がふっと暗くなった。暗い中、ロウソクの炎が揺らめく。そこへ廊下から薄いブルーのドレスを着た女の人が入ってきた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　その人はオペラ歌手の様な綺麗な声で歌いだした。サイレントナイトを。歌声は部屋に響き渡り、みんなは静かにそれを聞いている。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　この人も演劇部の人なのだろうか。それともどこかの部で声楽でもやっている人なんだろうか。でも間違いなく、屋上で笑っていた人だ。この日のために練習してきてくれたんだろう。よく見れば完全にティーンズの顔だ。きっと凛ちゃんの友達に違いない。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　歌はそのままハッピーバースデイの曲へと変わった。みんなでその歌を合唱し、私はろうそくの火を一気に消した。歓声が部屋を包む。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ありがとう、みんな。ありがとう、本当に。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　もうクリスマスが誕生日って事を損だなんて言わないよ。こんなに盛大に祝ってもらえちゃったんだもん。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「あーあ、つまんねーの」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　オレは誕生日会を抜け出し、廊下を歩いていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　優衣の誕生日なんか祝ってどうすんだってんだ。そんな事よりも、この平井川将生にマキちゃんを紹介しろってんだよ、全く。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「おーい、将生ー」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　声に振りかえるとクラスメイトのヒロが手を振っていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「おう、どうしたヒロ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「いや、一緒に帰ろうぜって思って」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「部活は？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「今日はもう終わり」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「ヒロ、お前今日クリスマスだぞ。デートの予定とか無いのかよ」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　オレがそう聞くとヒロは堂々と答えた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「無い。将生こそ無いのかよ。マキちゃんは？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　痛いところを聞いてくる。ヤなヤツだなー。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「絶対、優衣にマキちゃんとのゴハンをセッティングしてもらう。そのために頑張ったんだからな。オレの努力はすげえよ？」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「なんだか遠回りな作戦だなー」&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　ほんと、遠回りだ。今回だって単に優衣の誕生日会を調べただけでこんなに疲れた。もうコリゴリだな。優衣に関わるのは。マキちゃんへの想いは自分一人で何とかしよう。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　校庭に出て見上げると、視聴覚室からは賑やかで幸せそうな声が響いていた。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　クリスマスにぴったりなハッピーな歓声だ。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;em&gt;&lt;span style=&quot;color: #00cc00;&quot;&gt;「サンタが高校にやってきた」　　ＥＮＤ&lt;/span&gt;&lt;/em&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　 &lt;a href=&quot;http://novel.blogmura.com/novel_campus/&quot;&gt;&lt;img border=&quot;0&quot; alt=&quot;にほんブログ村 小説ブログ 学園・青春小説へ&quot; src=&quot;http://novel.blogmura.com/novel_campus/img/novel_campus125_41_z_ilumi.gif&quot; width=&quot;125&quot; height=&quot;41&quot; /&gt;&lt;/a&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>９．１　短編「サンタが高校へやってきた」</dc:subject>

<dc:creator>cafetime</dc:creator>
<dc:date>2009-12-28T17:00:00+09:00</dc:date>
</item>
<item rdf:about="http://cafetime.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-1528.html">
<title>サンタが高校へやってきた/あとがき</title>
<link>http://cafetime.cocolog-nifty.com/blog/2009/12/post-1528.html</link>
<description>もう年末ですね。 みなさん、いかがお過ごしですか？ 　 ８話で完結の短編「サンタ...</description>
<content:encoded>&lt;p&gt;もう年末ですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;みなさん、いかがお過ごしですか？&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;８話で完結の短編「サンタが高校にやってきた」が終了しました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;予定では１２月２５日に完結するはずが、僕が高熱を出してしまい、連載が遅れてしまいました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;「空の下で」と同じ多摩境高校を舞台としたお話になりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;前に書いた短編「ブラスバンドライフ」では、「空の下で」の登場人物が何人か出たりしましたが、今回は一年生の好野博一（ヒロ）だけがチョイ役で出ています。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;なにしろ、このブログサイトの全ての物語は同じ高校を舞台としてますので、リンクする部分が出てくるわけです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;今回は益子優衣と平井川将生という一年生ふたりが軸となって話が進む形となりました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;読み終えれば、なんてことの無い話を長々と８話もかけてやっている訳ですが・・・(笑)&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;タイトルの「サンタが高校へやってきた」は、クリスマスソングとして有名な「サンタが街へやってきた」からとっています。（サンタクロース・カミン・トゥ・タウン）&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;元々、多摩境高校を舞台に、しょうもない出来事に首を突っ込んで行く話を書こうとしていて、色々と案があったのですが、今回は時期的にクリスマスの話にしました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;自分の中では、今回のお話は優衣と平井川の連作短編のエピソード４みたいな感じをイメージして書いてます。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;つまり、何件か出来事を解決してきて、四つめの出来事が今回の話・・・みたいなイメージです。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;もちろん１～３は書いてもないし、これから先、それを書くかもわかりませんが・・・。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;本当はもっと不気味な演出をしたかったんですが、このブログに合わないのでやめました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;さてさて、いよいよ年の瀬ですね。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;このブログの来年の構想はほぼ決まってきました。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;年明けに発表という事にします。まあ多分、みなさんの予想している通りだと思います。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;　&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;では、また。&lt;/p&gt;

&lt;p&gt;&lt;/p&gt;</content:encoded>


<dc:subject>９．１　短編「サンタが高校へやってきた」</dc:subject>

<dc:creator>cafetime</dc:creator>
<dc:date>2009-12-29T17:00:00+09:00</dc:date>
</item>


</rdf:RDF>
